2019/07/19

連載・日本最北の地で大型法人が続々誕生③

 大型酪農法人の設立が相次ぐ北海道北部。それをバックアップしてきたのが農協と金融機関だ。道北酪農の現状や将来方向を巡り、宗谷地区農協組合長会の向井地信之会長(宗谷南農協組合長)と、日本政策金融公庫の能登謙一農林水産事業本部北海道地区統轄が対談した。
 能登 宗谷南農協は昨春、子会社の株式会社アグリサポート枝幸(代表・向井地組合長)の搾乳部門として「ファームAYNI(アイニ)」を立ち上げました。搾乳ロボット6台を備える農協出資型メガロボファームです。設立の経緯を改めて聞かせてください。
 向井地 一つは生産基盤の維持・拡大です。高齢化や後継者不在で離農に歯止めがかからず、当農協の生乳生産量は現在、年間5万6000㌧と、10年前の発足時(農協合併時)に掲げた目標の6万㌧に及びません。基幹産業の酪農、ひいては地域を守るためには農地の遊休化を防ぎ、地域を支える大型法人が必要と判断しました。続く…。

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