2019/08/29

合意なき離脱で英国酪農家の所得が22%下落

 10月31日の英国のEU(欧州連合)離脱が迫る中、「合意なき離脱」で同国の酪農乳業に大打撃が及ぶ懸念が強まっている。離脱協定がまとまらなければ、関税の発生で英国産乳製品は競争力が低下し、酪農家の所得は22年までに最大で22%下落する見込みだ。
 AHDB(英国農業園芸開発公社)によると、合意なき離脱が行われた場合、英国政府はEU産バターや一部チーズ(チェダーチーズ含む)などに関税をかける一方で、牛乳やクリーム、ヨーグルト、ホエイ、モッツァレラチーズは非課税を維持する方針。これに対し、EUは大部分の乳製品に関税を課すため、英国の乳業メーカーは競争力の低下が避けられない。続く…。

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